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アジア映画鑑賞記録 --- Ako's Web Studio ---

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香港・中国映画を中心とした鑑賞記録 since 2004.9.13

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b0026075_2343390.jpg長恨歌
Everlasting Regret

【スタッフ】
監督: 關錦鵬(スタンリー・クワン)
原作: 王安憶の"長恨歌"

【主な出演者】
王琦瑤 役: 鄭秀文(サミー・チェン)
程先生 役: 梁家輝(レオン・カーファイ)
李主任 役: 胡軍(フー・ジュン)
康明遜 役: 呉彦祖(ダニエル・ウー)
老克臘 役: 黄覺(Huang Jue)
蒋麗莉 役: 蘇岩(Su Yan)
張永紅 役: 鄭希怡(ユミコ・チェン)

【製作年度/国】
2005年/香港

【オフィシャルサイト】
香港

【あらすじ】b0026075_23475296.jpg
戦後、激動の上海。上海の準ミスに選ばれたことで、
脚光を浴びた王琦瑶(サミー・チェン)の栄光と挫折
の日々を描く。

時代が変わり、最愛の李主任(フー・ジュン)をはじめ、
王琦瑶(サミー・チェン)を取り巻く人々が次々に上海
を去って行く中、彼女だけは、決して上海を離れようと
しなかった。そして、もう1人、写真家の程先生(レオン
・カーファイ)も、上海に残る彼女の側にずっと・・・。

■2005年ベネチア映画祭のコンペ部門 出品作品
■2005年第18回東京国際映画祭 アジアの風 招待作品


【私の感想】
程先生(レオン・カーファイ)の悲哀が実にうまく表現
されていて良かったです。

サミー・チェン扮する王琦瑶が何度も男に裏切られ
ながらも、たくましく生きる姿をみて、自分だったら、
どうするだろうか、このような大きな時代の変化/
流れについていけるだろうか・・と観終わった後、
しばらく考えてしまいました。


第18回東京国際映画祭 
2005/10/23の上映後ティーチインb0026075_23481160.jpg
(左から、フー・ジュン、サミー・チェン、スタンリー・クワン監督)

<フー・ジュン>
Q:1人の女性に最初に深く関わる役柄について

A:「とても重要な役。チーヤオにとって最初の男性
  であり、最後の男性であるとも感じた」と理解して
  演技しました。」と話した。

<サミー・チェン>
Q:撮影が終わった後もしばらく役が抜けきれない
  ほど打ち込んでいたことについて

A:「撮影は4カ月半と長く、スタッフともいい関係で
  続けられた。実際、撮影後に役から抜けることは
  かなり大変だったが、もう大丈夫です。」と答えた。

<クワン監督>
Q:カットされたシーンや検閲があったそうですが、
  そのようなことについてどう思われていますか?

A:「確かに検査は受けましたが、10年前なら許され
  なかった(上映できなかった)と思います。
  今は中国の審査も開放的になっています。
  カットされたシーンは確かに一部あり、文化大革命
  の時に兵隊が家にはいってきて、家の中を荒らす
  というシーンの所です。まだナーバスな部分がある
  ようです。ただ、原作の中には、この描写はなく、
  小説では文革の部分は空白ですから、映画の中で
  撮れただけでも良かったと思っています。」と話した。

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(レッドカーペットを歩く3人)
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by superako | 2005-12-25 23:55 | 香港映画
b0026075_024275.jpg旺角黒夜
One Night In Monkok
ワンナイト イン モンコック

【スタッフ】
監督・脚本: 爾冬隆(イー・トンシン)

【主な出演者】
タンタン(売春婦)役: 張柏芝 (セシリア・チョン)
フー(殺し屋)役: 呉彦祖 ( ダニエル・ウー )
ミウ(警部)役: アレックス・フォン
ベン(新人刑事)役: 梁達祺(アンソン・リョン)
リュ(仲介者)役: 林雪(ラム・シュ)
ファイ(チンピラ)役: 李燦森(サム・リー)  
錢嘉樂(チン・ガーロッ)、王合喜(ケン・ウォン)
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【製作年度/国】
2004年/香港

【オフィシャルサイト】
日本


【あらすじ】
香港・旺角(モンコック)。この街を仕切る2大組織の
チンピラ同士のいざこざから対立を深まっていた。
一方の組織のボス・ティムの息子をもう一方の組織
チンピラのファイ(サム・リー)が殺してしまったのだ。
ティムは、ファイのボスであるガウを抹殺するために
仲介者リュに中国本土から殺し屋を呼び寄せること
を依頼した。

タンタン(セシリア・チョン)は中国・湖南省から出稼ぎ
に来ていた売春婦。ビザが切れるのを契機に故郷へ
帰ろうとしていたが、タチの悪いヤクザに暴行を受け、
偶然に居合わせた男に助けられる。その男の名前は
フー(ダニエル・ウー)といい、彼こそがティムに呼び
寄せられた殺し屋だった・・・。

■2005香港電影金像奨 Best Director 受賞, 爾冬隆
■2005香港電影金像奨 Best Screenplay 受賞, 爾冬隆


【私の感想】
香港・九龍の中心的な街で日本でいうと歌舞伎町の
ような感じの所と言えばいいでしょうか。

本作品は、大きく分けて2つのストーリーで構成され、
徐々に絡みあってきます。警察、殺し屋、売春婦と
いった登場人物がでてくると物騒に思いますが、
そうではありません。みどころは、心に傷を負った者
の気持ち、人を思う気持ち、生活のため etc... の
部分だと思います。

タンタン(セシリア・チョン)の明るさの裏にある苦労が
観ていて、とてもつらかったです。
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by superako | 2005-12-25 00:28 | 香港映画