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アジア映画鑑賞記録 --- Ako's Web Studio ---

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香港・中国映画を中心とした鑑賞記録 since 2004.9.13

流星語

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流星語
THE KID
流星


【スタッフ】
監督:張之亮(ジェイコブ・C・L・チャン)

【主な出演者】
張國榮(レスリー・チャン)、葉靖嵐(エリクソン・イップ)
呉家麗(キャリー・ン)、狄龍(ティ・ロン)、琦琦(キーキー)

【製作年度/国】
1999年/香港

【オフィシャルサイト】


【あらすじ】

ウェイ(レスリー・チャン)は、敏腕の証券アナリスト。30代半ば
にしてトップセールスマンだったが、株大暴落のあおりを受けて
失脚、恋人にも見捨てられてしまった。絶望の最中、住処に
しているクルーザーに戻ると、赤ちゃんの泣き声が。中で彼を
待っていたのは、捨て子だった。「生きるのに疲れました。
恵まれた方に育てていただければ。」…何て皮肉な書き置き。
ウェイは、「金持ちに拾われろよ」と抱きかかえた赤ん坊を
夜の港に置き去りにした。しかし、眠りについた後、雨の音で
目が覚めた。大雨に打たれて泣き叫ぶ赤ん坊を見殺しには
できない。ウェイは、天からも見放されたこの子を今の自分と
璽ね合わせていた。  

それから4年。ウェイは、船体掃除や荷物の配達、街頭での
傘売りなどその日暮らしをしながら、あの日の赤ん坊、ミン
(エリクソン・イップ)を育てていた。子育ては、ウェイに充足感
を与えていた。 そのウェイの愛情をいっばいに受けたミンは、
可愛く+たくましい男の子に育っていたのだが・・・。

■チャプリンの『キッド』のリメイク。
■香港でも最近急増する幼児虐待に心を痛めていたチャン
  監督の同作製作の趣旨に賛同し、レスリーはノーギャラで
  出演したという。


【私の感想】

都会的ではなく、下町の香港が覗けるシーンが多いのが特徴。
成長した赤ん坊ミンを演じたエリクソン・イップ君の演技が
とても自然で良かった。血の繋がらない親子でも、あんなふうに
愛してもらえるのなら幸せなのかもしれない。”育ての親ウェイ”
と ”生みの親リャン夫人(キーキー))”。2人が出した結論が
やっぱり1番いいのだろうと私も思う。ただ、あっさり終わって
しまったのが気になってしかたがない。せめて、数年後という形
で彼らの姿をもう1度見せてほしかった。
by superako | 2005-01-03 00:00 | 香港映画

by superako